景気・物価

景気後退(リセッション)

景気後退 · リセッション

景気後退は生産・雇用・所得・消費が数か月にわたって広く落ち込む状態で、実質GDPが2四半期連続で減ると後退とみなすのが目安ですが、米国ではNBERがより幅広い指標で公式に判定します。

かんたんに言うと

経済が後ろ向きに進む時期です。報道では「GDP2四半期連続マイナス」がよく目安に使われますが、あくまで便宜上の基準です。米国では民間の研究機関である全米経済研究所(NBER)が雇用・所得・消費・鉱工業生産などを総合して景気後退の始まりと終わりを決め、ふつうは数か月後に発表します。日本では内閣府が景気動向指数などをもとに景気の山・谷を判定します。

なぜ重要か

景気後退になると企業利益と雇用が減り、中央銀行は利下げで景気を支えます。市場は公式判定のはるか前から、逆イールド、失業率の上昇、PMIの50割れといったサインを見て先に動きます。

市場とのつながり

  • 景気後退懸念が強まる:国債利回り↓(安全資産志向と利下げ観測)、景気敏感株・原油・銅↓、生活必需品・ヘルスケアなどディフェンシブ株が選好されやすい
  • 金・円・ドル:安全資産に資金が集まりやすい
  • 株価は景気後退が終わる前に底を打ち、先に上がり始めることが多い

どこで確認するか

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