OPECプラス
OPEC+ · 石油輸出国機構 · OPEC
OPECプラスは、サウジアラビアなど石油輸出国機構(OPEC)の加盟国にロシアなどほかの産油国が加わった枠組みで、生産量を調整して国際原油価格に大きな影響を与えます。
かんたんに言うと
産油国の「生産量調整の集まり」です。OPEC加盟国とロシアなど非加盟の産油国が2016年末から協調して生産量を合わせ始めたことから、OPECプラスと呼ばれます。原油価格が下がりすぎれば生産を減らし(減産)、上がりすぎたりシェアを守ろうとしたりするときは増やします(増産)。
なぜ重要か
世界の原油供給に占める割合が大きく、会合の結果ひとつで原油価格の方向が変わることがあります。ただし加盟国の利害は一致せず、合意した減産が守られないこともあり、米国のシェールオイルなど枠組みの外の供給が増えれば影響力は弱まります。
市場とのつながり
- 減産の決定・延長:原油↑、エネルギー株↑、物価への懸念が強まりやすい
- 増産の決定:原油↓、航空・化学株に追い風、産油国の財政や通貨には重荷
- 会合の結果は事前に報じられることが多く、市場は予想外の決定に大きく反応します
