コモディティ

WTI・ブレント原油

WTI · ブレント原油 · ドバイ原油

WTIは米国産、ブレントは北海産の原油で、世界の原油価格を代表する2つの指標です。日本が主に輸入する中東産はドバイ原油の価格が基準になります。

かんたんに言うと

原油は産地によって品質や受け渡し条件が違うため、指標価格がいくつもあります。ニュースでよく出るのは、米オクラホマ州クッシングで受け渡されるWTIと、欧州・アフリカなど世界の取引の基準となるブレントです。日本は原油の大半を中東から輸入しているため、ドバイ原油の価格が実際の輸入コストに近くなります。3つの価格はおおむね同じ方向に動きます。

なぜ重要か

原油価格はガソリン・軽油の値段、航空運賃、物流費、プラスチック原料まで、ほぼすべての物価に影響します。原油が大きく上がれば物価が上がり、消費の余力が減り、中央銀行の金利判断まで変わりえます。

市場とのつながり

  • 原油高:石油・エネルギー株↑、航空・化学・運輸株↓の傾向、物価懸念で利回り↑、原油輸入国の通貨(円・ウォン)に下落圧力
  • 原油安:物価の落ち着きと消費余力の改善への期待。ただし需要不振が原因なら景気減速のサインと読まれる
  • 動かす力:OPECプラスの減産・増産、中東など地政学リスク、中国・米国の需要、米国の原油在庫

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