2026年秋のトレンドカラー、パントン10色の配色コーデ術

要点まとめ
2026年秋のトレンドカラーのコーデは、パントンが選んだ10色から1色をアクセントにし、無難な色2色を土台にする方法が最も失敗しにくい。2026年10月時点で、NYFW 2026年秋冬のパントンカラーはミュートクレイ、バーントオリーブ、ネプチューングリーンなど10色。配色ルール3つと色別の相性を整理した。
- パントンは2026年2月のNYFWで2026年秋冬のシーズンカラー10色を発表した
- 年間の「カラー・オブ・ザ・イヤー」(2026年はクラウドダンサー)とシーズンカラーは別に発表される
- 配色はトーンオントーン、70・25・5、暖色と寒色の対比の3つから始めればよい
- 彩度の低いバーントオリーブとミュートクレイは手持ちの服に最もなじみやすい
- シーズンカラーは参考で、手持ちの服や肌色に合うかが先
2026年2月のニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)で、パントンは2026年秋冬の代表色10色を発表しました。2026年秋のトレンドカラーをコーデに取り入れるコツはシンプルです。10色すべてを着ようとせず、1色をアクセントに選び、その下に無難な色を2色敷けばまとまります。どんな色が選ばれたのか、そしてそれをクローゼットにどう混ぜるのか、順番に見ていきます。
パントンが選んだ2026年秋のトレンドカラー10色とは?
パントンのNYFW 2026年秋冬カラーは、ミュートクレイ、ネプチューングリーン、グリーンエンヴィ、アラビアンスパイス、フォックスグローブ、レッドマホガニー、フェスティバルフクシア、アカシア、オールアボード、バーントオリーブの10色です。FashionUnited(2026年2月11日)によると、パントンはこのパレットを、異なる色が響き合って活力を与える組み合わせと説明しています。リトリス・アイズマン(Leatrice Eiseman)氏は、消費者が実際に着やすく汎用性の高い色を求めていると語りました。
| 色名 | パントン番号 | 印象 |
|---|---|---|
| ミュートクレイ | 16-1330 | くすんだ土っぽいピンク、テラコタ寄り |
| ネプチューングリーン | 14-6017 | 青と緑のあいだのブルーグリーン |
| グリーンエンヴィ | 16-0541 | 落ち着いてつやのある緑 |
| アラビアンスパイス | 19-1245 | 深いブラウン、赤みを帯びた方向 |
| フォックスグローブ | 16-1710 | モーヴがかった淡いピンク |
| レッドマホガニー | 19-1521 | チェリーレッドとチョコレートブラウンのあいだ |
| フェスティバルフクシア | 19-2434 | あざやかで遊び心のあるピンク |
| アカシア | 13-0640 | 緑みを帯びた明るい黄色 |
| オールアボード | 17-4140 | 空と海を思わせる鮮やかな青 |
| バーントオリーブ | 18-0521 | 彩度を落とした深いオリーブ |
色の説明はメディアによって少し異なります。アラビアンスパイスをFashionUnitedは温かみのあるブラウンと書き、Marie Claireは紫みを帯びた赤と書きました。買い物のときは、色名よりもパントン番号と実物の色を見比べるほうが確実です。
今年のカラー「クラウドダンサー」とは何が違う?
パントンは毎年「カラー・オブ・ザ・イヤー」を1色選び、これとは別にファッションウィークごとのシーズンカラーも発表します。2026年のカラー・オブ・ザ・イヤーは、2025年12月4日に発表されたクラウドダンサー(Pantone 11-4201)です。Creative Reviewによると、パントンはこの色を「billowy, balanced white」、つまりふんわりとバランスのとれた白と紹介しています。秋の10色には入っていませんが、濃い色のあいだの休憩色として使いやすい白です。
トレンドカラーの配色ルール3つ
パントンの発表資料に、具体的な配色ルールはありません。以下の3つは、一般的な配色の考え方を今季の色に当てはめたGist7の提案です。

ルール1 同系色を明るさだけ変えるトーンオントーン
バーントオリーブのコートの下にグリーンエンヴィのニットを合わせると、緑でまとまった装いになります。Marie Claireも、グリーンエンヴィを頭から足先まで同じトーンで着る方法を勧めていました。3つの中では最も失敗が少ない方法です。
ルール2 ベース70、サブ25、アクセント5
ベースカラー(黒・チャコール・クリーム・デニム)を約70%、サブカラーを約25%、トレンドカラーのアクセントを約5%にそろえます。フェスティバルフクシアやアカシアのような目立つ色は、バッグやスカーフ、靴下など小さな面積から試すと気軽です。
ルール3 暖色と寒色のコントラスト
ネプチューングリーンやオールアボードなどの寒色に、アラビアンスパイスやレッドマホガニーのような温かみのあるブラウン系を合わせると、きりっとした対比が生まれます。面積の大きいアウターに片方、バッグや靴にもう片方、と分けるのがコツです。
色ごとの相性は?
帽子から靴まで一式そろえた場合の見え方を、ルール1とルール3の例で下の図にまとめました。

| 基準の色 | 相性のよい色 | コーデ例 |
|---|---|---|
| バーントオリーブ | クリーム、ミュートクレイ | オリーブのコート、クレイのニット、クリームのパンツ |
| ミュートクレイ | チャコール、バーントオリーブ | クレイのカーディガン、チャコールのスラックス |
| ネプチューングリーン* | アラビアンスパイス、クリーム | ブルーグリーンのニット、テーラードパンツ、つやのあるバッグ |
| フォックスグローブ* | グレー、ブラウン | 淡いピンクのシャツ、グレーのスラックス、レザーバッグ |
| オールアボード* | 白、ベージュ | 青いボタンダウンシャツ、ベージュのパンツ |
| アカシア* | ネイビー、チャコール | 黄色のニット、濃色のスカートやパンツ |
| レッドマホガニー | アイボリー、グレー | マホガニーのニット、アイボリーのパンツ |
*印はMarie Claireが挙げたアイテム例をもとにしています。ほかは上のルールに沿ったGist7の提案です。
初めて取り入れるならどの色から?
派手な色が苦手なら、バーントオリーブかミュートクレイから選ぶと安心です。Marie Claireは、バーントオリーブを明るい色を避ける人向けの選択肢、ミュートクレイをニュートラルのように使える色として紹介しています。黒、ベージュ、デニムがすでにあれば、新しく買うのは1、2着で十分です。
なぜ大事か、そして必ず従うべきか
シーズンカラーは、アパレル業界が次のシーズンの色を決めるときの参考になるため、店頭に並ぶ服の色はおおむねこの範囲に収まります。知っておくと買い物が早くなります。ただし決まりではありません。肌に合わない、手持ちの服と合わないなら、トレンドカラーでも見送るほうがいいでしょう。店で顔の近くに当てて、すでに持っている服2着以上と合うかを確かめてから買うことをおすすめします。
今後の注目点
パントンは次のシーズンのレポートで新しいパレットを発表します。この秋は、大きく予算をかける服をニュートラル系で選び、トレンドカラーは価格を抑えやすいニットや小物に使えば、次のシーズンで色が変わっても負担は小さくすみます。
よくある質問
2026年秋のトレンドカラーは何ですか?
パントンが2026年2月のNYFWで発表した、ミュートクレイ、ネプチューングリーン、グリーンエンヴィ、アラビアンスパイス、フォックスグローブ、レッドマホガニー、フェスティバルフクシア、アカシア、オールアボード、バーントオリーブの10色です。
トレンドカラーを失敗なく着こなすには?
アクセントは1色だけにして、黒・クリーム・チャコール・デニムなどの基本色を土台にします。同系色を明るさだけ変えるトーンオントーンも失敗が少ない方法です。
パントンのカラー・オブ・ザ・イヤーとシーズンカラーは同じですか?
別のものです。カラー・オブ・ザ・イヤーは年1回の発表で、2026年はクラウドダンサー(11-4201)です。シーズンカラーはファッションウィークごとに出ます。
アクセントカラーはどのくらい入れるとよいですか?
一般的な配色の考え方では、ベース70%、サブ25%、アクセント5%ほどが安定します。目立つ色ほど小さな面積から始めてください。
明るい色が苦手な場合、どの色から着ればよいですか?
彩度の低いバーントオリーブかミュートクレイをおすすめします。手持ちの黒・ベージュ・デニムと合わせやすい色です。



