PCE物価指数
個人消費支出物価指数 · PCE
PCE物価指数は、米国の家計による支出と家計のための支出全体の価格変化を測る物価指標で、FRBが2%の物価目標の基準にしています。
かんたんに言うと
消費者物価指数(CPI)が「家計が直接買ったもの」の値段を見るのに対し、PCE物価は雇用主が代わりに払う医療保険料のように、家計のために使われたお金まで広く見ます。値上がりした品から安い品への買い替えも早く反映するため、ふつうはCPIより少し低めに出ます。米経済分析局(BEA)が毎月下旬ごろに公表します。
なぜ重要か
FRBは2012年からPCE物価上昇率2%を正式な目標にしています。とくに食料品とエネルギーを除くコアPCEは、FRBが金利を決める際に最も重視する数字のひとつです。CPIが先に出るため、市場はCPIからPCEを予想し、PCE発表時は予想との差に反応します。
市場とのつながり
- コアPCEが予想を上回る:利下げ観測が後退 → 利回り↑、ドル↑、リスク資産の重荷になりやすい
- 予想を下回る:利下げ観測が強まる → 利回り↓、リスク資産に追い風の傾向
